ボンゾ♂とジーン♀との初対面まで
来る日も来る日も保育園帰りに地域猫のトラ猫を撫でては我が家にも猫が欲しいと言い続けていた息子。
「家に猫が来てほしい」
このことについて、夫婦間でよく話をした。
- 我々夫婦は両親が遠方住まいで共働き。一人息子は寂しがっている。
- 余裕がない時、大人またはお兄ちゃんとしての対応を求めてしまう。(まだ幼児でお兄ちゃんでもないと都度反省)
- 兄弟のいない生活をペットとの生活で寂しくないようにしたい。
- ペットも寂しくないように兄弟としたい。
- 共働き、残業、育児と普段の生活スタイルを考慮すると犬は面倒見切れないかもしれない。(夫婦ともに犬は飼育経験あり)
- 散歩が不要な綺麗好き猫が良いのではないか。
- 猫であれば子供の第一希望と合致。(トラ猫が好き)
など、種々検討を重ねた。
我々夫婦には兄弟がいるのに、息子にはいない。
喜怒哀楽をぶつける相手両親しかいない。
親が残業したら、休日出勤したら・・・、小さい頃からフラストレーションを溜めさせてしまっている。
週末の終日かけてたくさん遊んだり、お出かけすることよりも、毎日が満たされる方が家族にとっていいことなはずだと考えた。
2021.07.19 7/19「猫の里親をさがす会」が開催されたことをTwitterで発見。ときすでに遅し・・・。緊急事態宣言も発令。しばらく譲渡会のようなものは開催されないだろうと思いながらも、とりあえず通知の設定をした。
2021.07.23 Twitterから通知。7/25(日)に開催するとのこと。即嫁に連絡し、行くこととなった。だがしかし、私は宿泊勤務明けだ。眠いとか言ってられないぞ、息子のため家族のため、猫のため!
2021.07.25 家族3人で会いに行った。とても暑い日だった。
猫と対面した息子はとても嬉しそう。「写真で見た猫ちゃんだ、あれは〇〇ちゃん?」と耳打ちしてくる。
息子は性格はかなり内気。知らない人とは話ができない。
そのため、人がいない外へ連れ出し、改めて意思確認をした。
息子は、「お家に来て欲しい」「お世話頑張る」とのこと。まだ4歳。この答えで十分動ける。
その後、ボンゾとジーンの譲渡に必要な事項を、我々の不安だった事項を相互に確認し、是非家族に迎え入れたい意思表示をした。
コロナ感染予防の観点から、これ以上の長居は遠慮することとしお礼を伝え退室。
だが、息子は違った。
外に出た息子、動かず。
一歩進んで止まり、一歩進んで止まり、うつ向く・・・。
「もう一度会いたい」
そうだよな。それくらいお気に召したんだな。逆に、これくらいの思いがないとダメだと思っていたので、その点は安心した。
残念!!
戻ったらお昼寝中でした!!
ですが、起きてくれたので、もう一度たくさん触らせてもらい、息子が自分で写真をたくさん撮影してました。
保護主さんとても柔らかい雰囲気の方でした。ありがとうございます。
どんな方法で記録を残そうか迷ったが最終的にここに行き着いた。
保護主さんとのつながりが消えぬよう書き続けていきたい。